茶杯の由来
中国茶用に作られた飲杯は、お茶が熱いうちに香りと味を楽しむため小さな作りになっています。飲杯には、お茶の味を楽しむ「品茗杯」と香りを楽しむ「聞香杯」とがあります。
飲杯も様々な色・大きさがありますが、色は水色が綺麗に見える白い物を選ぶと万能に仕え、また飲杯の厚みが薄い物を選ぶと口当たりが良く、飲みやすいので特におすすめいたします。
- 生産地
- 中国 景徳鎮
- 直径
- 6.2cm
- 高さ
- 3.2cm
- 容量
- 30cc
- 素材
- 陶器
景徳鎮陶器の歴史
「景徳鎮」はかつて「昌南鎮」と呼ばれ、磁器作りの命ともいえる純白の粘土 カオリンと燃料用の薪に恵まれた自然環境を背景に漢の時代から磁器作りの町として始まり、磁器の都として現在まで栄えてきました。
その透きとおるような白磁は、歴代の皇帝をも魅了し皇帝自ら、磁器の底に「景徳年製」と記すことを命じこれを機に「景徳鎮」と呼ばれるようになったのです。